REPORT 2020 | 滋賀中央信用金庫
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■当期純利益(単位:百万円)0100200300400500600700800平成30年度令和元年度平成29年度643502516■業務純益(単位:百万円)05001,0001,500平成30年度令和元年度平成29年度1,0631,3551,197貸出金預金積金(単位:百万円)050,000令和元年度平成30年度平成29年度100,000150,000200,000250,000300,000350,000400,000450,000500,000428,737224,714446,965234,245459,940243,972令和2年3月末の預金積金残高は、前期比129億74百万円(2.90%)増加の4,599億40百万円となりました。科目別では、流動性預金が前期比124億43百万円(10.08%)増加、定期性預金で前期比5億31百万円(0.16%)増加、人格別では、個人預金が前期比97億89百万円(2.69%)増加しました。また、貸出金残高は2,439億72百万円となり前期比97億26百万円(4.15%)増加となりました。うち事業性貸出金はShiga Big Advanceの活用、お取引先の経営課題解決に注力し、積極的な資金提供に取組みました結果、先数は前期比140先増加、残高では前期比73億78百万円(4.51%)増加となりました。当期末の預金と貸出金の割合である預貸率は53.04%となりました。当金庫は、平成29年に策定した長期経営計画(5か年計画)に基づき、地域密着型金融を推進すべく「貸出金に軸足を置いた」業務推進を展開しております。しかしながら、貸出金残高は順調に進捗するも長引く金融緩和政策の影響等により貸出金や余資運用利回りの低下から資金運用収益による収益確保が微増に留まり、貸出金残高増加に伴うリスクアセットの増加に対して、収益による自己資本額の積み上げが薄く自己資本比率を押し下げる結果となっています。地域の活性化と発展を担うことを経営理念としていることからも、地域企業への積極的な資金供給の継続を実践し、さらにはコンサルティング機能を活用し地域の信頼を築いてまいります。今後も、長期経営計画の基本方針とする「ファースト・コール・バンク」を目指し、地域の皆さまに寄り添いリレーションを深化させつつ、金融面のみならず非金融面においても身近な相談者となるよう経営モデルを構築し、経営基盤の強化と健全性の確保に邁進してまいります。収益は、金融緩和政策が継続される厳しい環境の中、貸出金利息収入において前期比84百万円の増収となり、資金運用収益においても前期比1億15百万円の増益、業務純益は前期比1億33百万円の増益となりました。当期純利益については、課税所得の増加により、前期比1億27百万円減益の5億16百万円となりました。◆ 預金積金・貸出金の状況◆ 収益の状況主要な事業の概況5今年度のしがちゅうしん主要な事業の概況

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