REPORT 2021|滋賀中央信用金庫
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理事長 沼 尾  護理事長 沼 尾  護ごあいさつごあいさつ03SHIGA CHUO SHINKIN BANK 平素より滋賀中央信用金庫に対しまして格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。 令和2年度における当金庫の経営内容や活動状況を取りまとめ本冊子を作成いたしました。ご高覧賜り、当金庫に対するご理解を一層深めていただければ幸いに存じます。 さて、昨年より世界各国をパンデミックに陥れた新型コロナウイルス感染症は、変異種の発生とともに未だ収束には至っておりませんが、先進諸国を中心にワクチン接種が着実に進んでいることは明るい動きといえます。国内においても、集団免疫獲得により一日も早い制限のない日常生活への復帰が期待されるところです。 また、新型コロナがもたらせた未曾有の事態は、地元においても多くのお取引先で売り上げの落ち込みなど事業の先行きまでも不安視させることとなりましたが、政府による財政出動や実質無利子・無担保融資等の手当てにより経済基盤が大きく揺らぐ事態にまでは至らず、足元では持ち直しの兆しが窺えるところとなっています。 当金庫も1年を通して、皆さまの生活や事業を支えるために、感染対策を講じつつ各種給付金等申請のお手伝いや資金繰り支援に注力してまいりました。しかし、コロナ前の状況に戻るには、さらなる時間を要することも考えられ、引き続き皆さまに寄り添い、夫々の課題に真摯に応えてまいる所存です。 さらに、地域社会の一員として、脱炭素社会に向けた取り組みにも積極的に参画し、持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現に向け貢献してまいります。 今後も、内部管理態勢の充実・強化、役職員のコンプライアンスの醸成に努め、地域の皆さまに親しまれ、信頼されるよう努めてまいりますので、引き続きのご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。令和3年7月

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